歯肉退縮治療(歯ぐきの再生療法)

下がった歯ぐきを再生させる!
歯肉退縮治療で健康的な口元に

下がった歯ぐきを再生させる!歯肉退縮治療で健康的な口元に

歯肉退縮とは、歯ぐきが痩せたり歯ぐきの位置が下がったりする症状です。歯肉退縮の治療に対応している歯科医院は少なく「どこで治療を受けたら良いのか?」困っている方も多くいらっしゃいます。

阪急烏丸駅より徒歩2分の「四条烏丸歯科クリニック」では歯肉退縮の治療も行っております。どうぞ、お気軽にご連絡ください。

歯ぐきについて、こんなお悩みはありませんか?

歯ぐきについて、こんなお悩みはありませんか?

  • 矯正治療が終わった後、歯ぐきが下がった
  • 歯ぐきの位置や見た目が気になる
  • 冷たい食べ物がしみて痛みがある
  • 歯ぐきが痩せて、歯が長く見える

このような症状は「歯肉退縮」の可能性があります。

歯肉が下がる「歯肉退縮」は、加齢によるものだけではなく20代や30代の若い方にも起こる症状です。残念ながら、この症状は自然に治ることがありません。

歯肉退縮の原因

京都市下京区にある「四条烏丸歯科クリニック」には、歯肉退縮で悩む患者様も多くいらっしゃいます。歯肉退縮の原因は、矯正治療の影響や歯周病などさまざまです。

矯正治療の影響

矯正治療による退縮

矯正治療に歯肉退縮のリスクがあるのをご存じでしょうか。矯正治療では歯に装置を付けて、歯を引っ張りながら噛み合わせのバランスを整えていきますが、この過程で歯ぐきに負担がかかり、歯肉退縮が起こる可能性があるのです。

ここ数年、透明なマウスピース型の装置を使って歯を動かす「マウスピース矯正」が一般的になり、この矯正治療を受ける方が増えています。

取り外し可能で気軽に矯正治療が受けられるため人気がありますが、それに伴い歯肉縮退で悩まれる方も増加しています。

歯周病

歯周病

歯周病は、プラークなどの細菌感染によって歯ぐきに炎症が起こる病気です。炎症が拡大すると、歯を支えている骨まで溶かして、歯ぐきも一緒に下がってしまいます。

歯周病は、自覚症状や痛みがないため、放置してしまう方も少なくありません。しかし、放置すれば症状は確実に進行し、歯が抜け落ちるケースもあります。また、歯周病はお口の中にとどまらず、さまざまな全身疾患にも影響を及ぼします。

力が強いブラッシング

力が強いブラッシング

ゴシゴシと強い力を入れて歯磨きをすると、歯ぐきが傷付き歯肉退縮の原因になります。歯ブラシは軽い力で、小刻みに動かして磨くのがポイントです。

自分に合った正しいブラッシング方法を知るためには、歯科医師や歯科衛生士の指導を受けましょう。

噛み合わせによる影響

噛み合わせによる影響

噛み合わせとは、上の歯と下の歯のバランスのことです。咬合(こうごう)とも呼びます。噛み合わせが悪いと、歯を支えている骨に負担がかかり、歯肉退縮の原因になります。噛み合わせに不安がある方は歯科医院に受診してください。噛み合わせを整えると、歯並びが改善されて見た目も良くなります。

その他、歯肉退縮の原因は、歯ぐきが薄くて弱いといった遺伝的要因、個人差、加齢などがあります。

歯肉退縮を放置するリスク

歯肉退縮は、基本的に自然に元の状態にもどりません。そして、歯肉退縮の治療を行わなければ78.1%の確率で悪化していくといわれています。

歯肉退縮を放置するリスク

歯肉退縮を放置すると……

  • 見た目が悪くなる
  • 刺激に弱くなり知覚過敏で痛みが発生する可能性がある
  • ブラッシングしにくくなり、虫歯のリスクになる
  • 歯の摩耗や歯ぎしりで歯が損傷する可能性がある

歯肉退縮の治療症例

CASE1 矯正治療後の歯肉退縮

術前

術前

術後

術後
治療内容 上皮下結合組織移植とエムドゲインを用いた根面被覆術
治療期間 手術1回 その後、3ヶ月の経過観察
リスク 一時的な神経の麻痺、術後約1週間の顔面部の腫脹と内出血。
治療費の目安 15万円+2万円=17万円
CASE2 下がった歯茎の治療(前歯部)

術前

術前

術後

術後
治療内容 上皮下結合組織移植とエムドゲインを用いた根面被覆術
治療期間 手術1回 その後、3ヶ月の経過観察
リスク 部分的な神経の麻痺、術後約1週間の顔面部の腫脹と内出血。
治療費の目安 15万円+2万円×6本=27万円
CASE3 奥歯の痩せた歯ぐきの治療

術前

術前

術後

術後
治療内容 上皮下結合組織移植とエムドゲインを用いた根面被覆術
治療期間 手術1回 その後、3ヶ月の経過観察
リスク 部分的な神経の麻痺、術後約1週間の顔面部の腫脹と内出血。
治療費の目安 15万円+2万円×2本=19万円
歯肉退縮治療におけるリスク
  • 歯と歯の隙間の改善などは元に戻すのは難しく、現状維持を目指す治療になります。
  • 正しいブラッシングができていない方や喫煙者は、治療の成功率が下がります。
  • 外科を伴う治療では、痛み、出血、腫れなど起こる場合があります。

歯肉退縮の治療方法とは

歯肉退縮の外科的な治療法は、歯ぐきを移植したり移動したりする「根面被覆術」です。ただし、症状によってはこの治療が適応できないケースもあります。

歯ぐきを移植・移動する治療「根面被覆術」

歯ぐきを移植・移動する治療「根面被覆術」

根面被覆術とは、歯肉退縮によって失われた歯ぐきに、お口の中の別の場所から歯ぐきの一部を移植する治療です。露出した歯を歯ぐきが覆い、見た目の改善や知覚過敏の軽減につながります。

患者様のご紹介をご検討の医院様へ

京都市下京区にある「四条烏丸歯科クリニック」では、歯肉退縮治療を必要とする患者様の受け入れを行っております。ご希望の医院様は、下記をクリックしてお問い合わせください。